はじめに
Scissor はブラウザーのタブで開きます。始める前にアカウントを作る必要も、何かをインストールする必要もありません。描画エンジンは WebAssembly にコンパイルされてあなた自身のコンピューター上で動作するため、アートワークがどこかにアップロードされることはありません。初めてアクセスすると、ようこそ画面が表示されます — Scissor のキツネ、アプリでできることの簡単な紹介、そして利用規約です。利用規約を読み、同意しますにチェックを入れ、はじめるをクリックするとエディターに入ります。2 つ目の任意のチェックボックスでは、匿名のアナリティクスでアクセス数を数えてよいかを尋ねます。オフのままにしておけば、アナリティクスは一切読み込まれません。この選択は後から環境設定 > プライバシーで変更でき、規約はヘルプ > 利用規約…からいつでも読み直せます。
以下のショートカットは macOS の表記で記載しています。Windows と Linux では、⌘ を Ctrl、⌥ を Alt と読み替えてください。⇧ は Shift です。
画面の構成
上部にはメニューバーがあり、その下にコントロールバーがあります。コントロールバーは選択しているものに合わせて変化し、塗り、線、線幅、不透明度、そして選択範囲の X、Y、W、H を表示します。ツールは左端に縦に並び、パネルドックは右側にあります。その間がカンバスで、上には開いているドキュメントごとのタブ、下にはズームレベル、アクティブなアートボード、現在のツール、最後に取り消せる操作の名前を表示するステータスバーがあります。
ドキュメントを開いていないときは、カンバスに新規ドキュメント…と開く…のあるスタート画面が表示されます。どこかをダブルクリックするとファイルを開けます。Tab を押すとパネルが隠れてアートワークがウィンドウ全体に表示され、もう一度押すと元に戻ります。スペースバーを押している間は、いつでも画面をスクロールできます。
最初のドキュメントを作る
ファイル > 新規…(⌥⌘N)を選びます。ダイアログでは、空のプリセットが印刷、Web、モバイル、フィルムとビデオ、アートとイラストに分類されています。カードをクリックするとそのサイズが読み込まれ、ダブルクリックするとすぐにドキュメントが作成されます。右側では、ドキュメント名、幅と高さ、単位、縦置きまたは横置きの方向を設定できます。アートボード、列数、間隔では、複数のアートボードをグリッド状に配置します。裁ち落としのリンクボタンは 4 辺を等しく保ちます。個別に設定するにはオフにします。詳細設定には、カラーモード(RGB または CMYK)とラスタライズ効果に使う解像度があります。Enter でドキュメントを作成し、Esc でダイアログを閉じます。
最初のシェイプを描く
M で長方形ツール、L で楕円形ツールを選び、カンバス上をドラッグします。ドラッグ中に ⇧ を押すと正方形や正円を保ち、⌥ を押すと角からではなく中心から描きます。ドラッグせずに 1 回クリックすると小さなダイアログが開き、幅と高さを正確に入力できます。多角形ツールやスターツールでは、ドラッグ中に上下の矢印キーで辺や頂点の数を変えられます。
塗りと線のスウォッチは、ツールバーの下部にあります。X で 2 つの間のフォーカスを切り替え、⇧X で 2 つのカラーを入れ替え、D で初期設定の白の塗りと黒の線に戻し、/ でフォーカスがあるほうをなしにします。V を押して選択ツールに切り替えると、描いたものを移動したりサイズを変えたりできます。
保存
Scissor のドキュメントは .cut ファイルです。ファイル > 保存(⌘S)では、最初の 1 回だけ保存先を尋ねます。ファイルへの直接アクセスに対応したブラウザーでは、以降は毎回同じファイルに上書き保存されます。対応していないブラウザーでは、ドキュメントはダウンロードフォルダーに保存されます。別名で保存…は ⇧⌘S、複製を保存…は ⌥⌘S です。作品を他のプログラムに渡すには、ファイル > 書き出しを使います。
ドキュメントに未保存の変更がある間、Scissor は数秒ごとに、またタブが非表示になったり閉じられたりしたときにも、ブラウザー自身のストレージにコピーを保存します。保存する前にタブが閉じてしまっても、次にアクセスしたときに復元の通知から作品を取り戻せます。
Scissor をインストールする
ヘルプ > Scissor をインストール…を選ぶと、アプリケーションとしてインストールできます。インストールすると、ブラウザーの枠のない専用のウィンドウで開き、オフラインでも動作し、.cut ファイルを開くプログラムとして設定できるようになります。ブラウザーにこの案内が表示されない場合は、アドレスバーやメニューにあるブラウザー自身のインストール機能を使ってください。